THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION JAPAN TOUR 2012 w/KING BROTERS @大阪MUSE (1)

 



JSBXといえば、キングブラザーズ。
  昨年のOFFTIME以降、キングブラザーズの活動は活発化するばかりで、「Kill your idol ep.」から間もなく、結成時から最新作までの人気曲を再録して収録した「MACH CLUB」という名のALをリリースし、そのリリースツアーも決まっていた最中に、発表されたJSBXのツアー。

  かつては、「6×3」でジョンスペンサーがサウンドプロデュースをしたことでも知られるJSBXとキングブラザーズ。
その師弟関係でもある2つのバンドのALがほぼ同じタイミングでリリースされたことは、偶然とはいえ感動以外の何物でもありませんでした。
そして当然のごとく決定された、キングブラザーズのOA。
迷いはありませんでした。(キングのリリースツアー行きたかった。)

そしていざ大阪へ。




再録。
最近だとガーリックボーイズが、かつて出たベスト版を再録するという荒業をやってのけましたが、再録されたフルALなんて未だかつて、僕は聴いたことがありませんでした。
しかしこれは、ただ今のメンバーで録ったスタジオアルバムという種のものではなく、今のライブセットリストと怒涛のように押し寄せるテンションを、そのままアイゴンのフィルターを通してパッケージ化した、ライブアルバムでもなく、スタジオアルバムでもないような異質な作品のような気がします。
そして、初回限定盤についている「MUCH CLUB LIVE DOCUMENTARY」という DVD。これが何よりも今のキングブラザーズを象徴している。敢えてALを出して、(敢えてっていう言い方も変ですが)初回限定盤でこんな素晴らしくかっこいいDVDを付けてくるあたりが、なんかキングブラザーズらしいなって思ってしまいました。こんな映像を誰が撮ろうって言うたんだ。






『Meat & Bones』

2004年の『Damage』以来、約8年ぶりのスタジオアルバム。
何も変わってません。なんなら年とともに培った熟練技が加わって、気持ちいいところにバシバシ効きます。『Meat & Bones』というタイトル通り、「肉を切らせて骨を断つ」という言葉が当てはまるかはわかりませんが、まさにJSBXの真ん中を突くサウンド。文句なしにかっこいい。

COFFEE CARAVAN

1976年喫茶店として開店 ドライカレーと コーヒーと ベイクドケーキがおいしい ちょっとレトロなお店です。

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