ドラゴンボールＺ（改）

　日曜日の９時からやってる早朝にも関わらず、驚異的な視聴率を叩きだしてるらしい。

　僕らが、小学校のとき少年ジャンプで連載されていた時のことを思うと、今またリメイクされてこうやって放映されていると、世代を超えて「かめはめ波」が通用するということか。

　確かに、ドラえもんやサザエさんのような一話完結のアニメ以外で、こうも息の長いアニメも珍しい。連載しているときに、読んでる時は、スーパーサイヤ人が出てきたあたりから力のインフレが止まらなくなって、無理やり終わらせた感じは否めなかったけど、今こうやって久しぶりに見てもやっぱりおもしろい。

　僕のピークはサイヤ人襲来からまぁフリーザ編までかな。序盤はギャグ路線が強かったけど、それがうまい具合にかみ合ってたところがよかった。

　ただ。このドラゴンボールＺ（改）

　「ＨＤリマスターを使い。鮮やかな映像・スピード感あふれる編集・音楽・音響とともにリニューアル！」

　ＨＤとかスピード感とかそんなことより、絵が雑すぎる！
　これは映像技術とかそんなこと以前の問題やろ。
　声優の人もこころなしか元気ないし、セリフかわってるし、後から差し込まれたであろう過剰な演出と、当時のアニメ原画を使った部分との画質の違いが余りにもありすぎる。
　当時も絵の質がコロコロ変わってたりしてたけど、ちょっとこれはヒドイ。
変な映像処理が入ってる分余計変な感じになっている。
元々のファンには、不評やろな。

　でも、やっぱり見てしまう。
　そんな何でもアリの魅力がドラゴンボールにはあるんだろう。