京都音楽博覧会08
9月6日(土)京都音楽博覧会
くるり主催で昨年開催され、こちらも今回で2回目。
夏フェスというよりも、なんか違った雰囲気があるフェス。
それは名まえにもあるように、京都と音楽と博覧会。
京都という日本でも随一の雰囲気をもつ町と、
そこでアコースティックに奏でられる音楽、
博覧会というなかで出演する、様々な国の音楽家。
数あるフェスの中でも、特異であり、あくが強い。
まぁミュージシャンが主催するフェスやからね。
昨年は第一回目ということもあり、要は一回目ということで
いろんな感動を与えてもらいました。
今回は、昨年の豪雨とは違い、最近当てにならない天気予報が
見事にはずれ、雨にほとんどふられることなく、過ごすことができました。
12:05 ハンバートハンドート
名前の意味はよくわかりませんが、
音博にはもってこいのミュージシャンだと思います。
男女のユニットって、なんか洒落たイメージを勝手に持って
いたりするんですが、(たぶんラヴサイケデリコなんかのイメージ)
ところがどっこい!このハンバートハンドートは誠に泥臭い。
映画音楽なんかも手がけているようなことも聞いてたんで、
なんか洒落たイメージでいたら、CD聞いてひっくり返されました。
こんときは、腹ごしらえと物販みてて、移動中に耳を傾けていました。
もっとちゃんと聴けばよかったと、少し後悔後にたたず。
ラストの「おいらの船」という曲は、しっかり聴きました。
この先この曲は、僕らの酒を飲み交わすときに使われると思います(笑)。
12:40 アシャ
ナイジェリアの新人も黒人女性ミュージシャン。
後ろのほうにシートを敷き、寝転がる。
日差しが強い、鼻が焼ける。
自然と体が動く。周りの人も自然と体が動く。
人によっては様々なリズムのノリ方があることに気づく。
腰からノル人。アゴからノル人。ステップを踏む人。
僕は首・・・かな。
13:30 Lana & Filp
「ワルツを踊れ」のオーケストラ・アレンジメントをしていた
ウィーンのジャズカルテット。
ジャズボーカルでこの手のミュージシャンに最近弱い。
ここに来ていなかったら出会えなかっただろうと思います。
聴けてよかった。
いきなり、「コンニチハ!トーキョー!」
「アッ!? キョートー?キョートー!」
で始まって愛嬌たっぷりで、演奏中もゆっくり時間が流れた気がしました。
14:20 細野晴臣&ワールドシャイネス
ご察しのとおり、細野さんでございます。
今回の客演の、1つ目の目玉でございます。
フジロックではハリーホソノクインテット~
そして話題となった東京シャイネス~そして今回のワールドシャイネス。
形をかえ品をかえ、いろんなライブを繰り広げてきた細野晴臣。
出てくるなり、
「暑いねー。60歳以上は退場したほうがいいじゃないのかなー。」
「さあ、早くやって早く終わろう。」
はい、出ました。
ワールドというぐらいで、やはりカバー曲多め。
というか最新アルバムの流れで、少し渋めのセットリストでした。
少し渋めというか、いつも渋めなんっすけどね。特に。
絶対「風をあつめて」なんかやらんし。やらんか。
1. Pistol Packin' Mama
2. I'm A Fool to Care
3. はらいそ
4. Hong Kong Blues
5. アーユルヴェーダ
6. Sports Men
7. Pom Pom 蒸気
「Pom Pom 蒸気」でリズムが合わずやり直したのは、いつものご愛敬。
最後に音博のセンスをはたはたと揺らしながらステージを去っていく姿も、
ご愛敬。ご愛敬の細野晴臣さんでした。
しかし、細野の出演が決まってから当日まで、去年の小田和正とやったような
コラボレーションを大いに期待した僕でしたが、結局やらずちょっと残念。
*後で知りましたが、このフェスを区切りに当分ライブをしないらしい。
そういう意味でもかなり貴重なライブでした。
15:30 小田和正
昨年に引き続き出演した小田和正。
編成も昨年と同じギターの佐橋と2人というもの。
前はイントロしかやらなかった、「ラブストリーは突然に・・・」
を初めてききました。
そして今年もまた中盤でくるりが登場し、今回は「ハイウェイ」を共演。
去年は「ばらの花」やったことをかんがえると、こういう風な曲が好みなんかな。
ばらの花とハイウェイはかなり曲の感じが似ているからなー。
小田和正のコーラスにまわって曲が盛り上がっていくところは、
とてもいい感じでした。
ライブ事態はよかったんですが、
去年と同じようなコラボレーションをやったことで、
ここで完全に細野晴臣との共演の可能性は消えました。
というか細野のライブが終わった時点で消えてたんですが、
やっぱ小田ちゃんとはやるのねって。
16:15 レイ・ハラカミ
初体験のハラカミ。
日が少し傾きかけてきたころで、夕焼けとまではいきませんでしたが、
それでも野外で聴けたことは最高によかった。
映画「天然コケッコー」のサントラからriver
「LUST」からjoy。
4曲ほどで終了。
なんか軽いテンションが面白かった。
16:55 the real group
スウェーデンのコーラスグループ。
これもまたここに来ていなければ出会わなかったであろう
ミュージシャン。
圧巻でした。
17:50 くるり
あたりはだんだん暮れ始め、西の空には夕日。
今回のくるりの編成も超豪華。
岸田(Vo, Gt, Pf )佐藤(Ba, Cont, Cho)
堀”bobo”川(54-71)(Drs, Cho)三柴”エディ”理(Pf)
内橋和久(Gt)土岐麻子(Background vocal)
佐藤良成(ハンバートハンバート)(Gt, Background vocal)
土岐麻子って!
はじめ目を疑いましたが、本当でした。
くるりは音源もそうですが、ライブもいつも違った顔をみせてくれる。
そんなかでも今回は随一。2人になったことが逆に功をそうし、
より柔軟に変化しているように思いました。
一曲目のブレーメンから五月の海、そして飴色の部屋という
頭3曲は、おそらく今僕がくるりのCDを作るとしたら必ず入るであろう3曲。
これは反則技です。そのあとに、全くの未発表曲をもってくるあたりも、ニクイ。
京都の大学生では、土岐麻子とのデュエットのようになってました。
ばらの花は、アレンジが独特。
宿はなしで終わるというのは、恒例になってくるんのかな。
ここでしか味わえないくるりを体感したような気がします。
1.ブレーメン
2.五月の海
3.飴色の部屋
4.かごの中のジョニー(新曲)
5.京都の大学生
6.リバー
7.さよならリグレット
8.真昼の人魚
9.ばらの花
10.宿はなし
昨年も、やはり会場の都合上、7時きっかりに終わると予想されたライブ。
今年もそうだろうと思い、アンコールはないだろうと思っていました。
しかし、会場では鳴りやまない拍手。
片づけられると思ったセットは、何やら組みなおしている模様。
そして、そのアンコール応え、再び登場したくるり。
「せっかくのフェスなんで、ずっとやりたかったことをやりたいと思います」
弾き語りでもやるんかなーと思っていたら、呼び入れたゲストは、なんと細野。
なぬー!
ひときわ高まるどよめきと喝采のなか、てっきりくるりの曲をついに共演かとおもいきや
「えー風をあつめて」
このあと僕は、興奮しすぎて、ずっとあーあーって感じでした。
よくわかりませんが。
細野、土岐麻子、岸田が1コーラスずつ順にヴォーカルをとり、小田和正のサポートで出演していた佐橋もギターで加わったスペシャルな共演は、7時間にわたるフェスのラストを飾るにふさわしいハイライトとなりました。
初めてききました。
最後にもってくるなんて反則。
いまだにこのときの余韻に浸っています。
このフェスは最高だ。
③「3階にて」はまた明日・・・。
くるり主催で昨年開催され、こちらも今回で2回目。
夏フェスというよりも、なんか違った雰囲気があるフェス。
それは名まえにもあるように、京都と音楽と博覧会。
京都という日本でも随一の雰囲気をもつ町と、
そこでアコースティックに奏でられる音楽、
博覧会というなかで出演する、様々な国の音楽家。
数あるフェスの中でも、特異であり、あくが強い。
まぁミュージシャンが主催するフェスやからね。
昨年は第一回目ということもあり、要は一回目ということで
いろんな感動を与えてもらいました。
今回は、昨年の豪雨とは違い、最近当てにならない天気予報が
見事にはずれ、雨にほとんどふられることなく、過ごすことができました。
12:05 ハンバートハンドート
名前の意味はよくわかりませんが、
音博にはもってこいのミュージシャンだと思います。
男女のユニットって、なんか洒落たイメージを勝手に持って
いたりするんですが、(たぶんラヴサイケデリコなんかのイメージ)
ところがどっこい!このハンバートハンドートは誠に泥臭い。
映画音楽なんかも手がけているようなことも聞いてたんで、
なんか洒落たイメージでいたら、CD聞いてひっくり返されました。
こんときは、腹ごしらえと物販みてて、移動中に耳を傾けていました。
もっとちゃんと聴けばよかったと、少し後悔後にたたず。
ラストの「おいらの船」という曲は、しっかり聴きました。
この先この曲は、僕らの酒を飲み交わすときに使われると思います(笑)。
12:40 アシャ
ナイジェリアの新人も黒人女性ミュージシャン。
後ろのほうにシートを敷き、寝転がる。
日差しが強い、鼻が焼ける。
自然と体が動く。周りの人も自然と体が動く。
人によっては様々なリズムのノリ方があることに気づく。
腰からノル人。アゴからノル人。ステップを踏む人。
僕は首・・・かな。
13:30 Lana & Filp
「ワルツを踊れ」のオーケストラ・アレンジメントをしていた
ウィーンのジャズカルテット。
ジャズボーカルでこの手のミュージシャンに最近弱い。
ここに来ていなかったら出会えなかっただろうと思います。
聴けてよかった。
いきなり、「コンニチハ!トーキョー!」
「アッ!? キョートー?キョートー!」
で始まって愛嬌たっぷりで、演奏中もゆっくり時間が流れた気がしました。
14:20 細野晴臣&ワールドシャイネス
ご察しのとおり、細野さんでございます。
今回の客演の、1つ目の目玉でございます。
フジロックではハリーホソノクインテット~
そして話題となった東京シャイネス~そして今回のワールドシャイネス。
形をかえ品をかえ、いろんなライブを繰り広げてきた細野晴臣。
出てくるなり、
「暑いねー。60歳以上は退場したほうがいいじゃないのかなー。」
「さあ、早くやって早く終わろう。」
はい、出ました。
ワールドというぐらいで、やはりカバー曲多め。
というか最新アルバムの流れで、少し渋めのセットリストでした。
少し渋めというか、いつも渋めなんっすけどね。特に。
絶対「風をあつめて」なんかやらんし。やらんか。
1. Pistol Packin' Mama
2. I'm A Fool to Care
3. はらいそ
4. Hong Kong Blues
5. アーユルヴェーダ
6. Sports Men
7. Pom Pom 蒸気
「Pom Pom 蒸気」でリズムが合わずやり直したのは、いつものご愛敬。
最後に音博のセンスをはたはたと揺らしながらステージを去っていく姿も、
ご愛敬。ご愛敬の細野晴臣さんでした。
しかし、細野の出演が決まってから当日まで、去年の小田和正とやったような
コラボレーションを大いに期待した僕でしたが、結局やらずちょっと残念。
*後で知りましたが、このフェスを区切りに当分ライブをしないらしい。
そういう意味でもかなり貴重なライブでした。
15:30 小田和正
昨年に引き続き出演した小田和正。
編成も昨年と同じギターの佐橋と2人というもの。
前はイントロしかやらなかった、「ラブストリーは突然に・・・」
を初めてききました。
そして今年もまた中盤でくるりが登場し、今回は「ハイウェイ」を共演。
去年は「ばらの花」やったことをかんがえると、こういう風な曲が好みなんかな。
ばらの花とハイウェイはかなり曲の感じが似ているからなー。
小田和正のコーラスにまわって曲が盛り上がっていくところは、
とてもいい感じでした。
ライブ事態はよかったんですが、
去年と同じようなコラボレーションをやったことで、
ここで完全に細野晴臣との共演の可能性は消えました。
というか細野のライブが終わった時点で消えてたんですが、
やっぱ小田ちゃんとはやるのねって。
16:15 レイ・ハラカミ
初体験のハラカミ。
日が少し傾きかけてきたころで、夕焼けとまではいきませんでしたが、
それでも野外で聴けたことは最高によかった。
映画「天然コケッコー」のサントラからriver
「LUST」からjoy。
4曲ほどで終了。
なんか軽いテンションが面白かった。
16:55 the real group
スウェーデンのコーラスグループ。
これもまたここに来ていなければ出会わなかったであろう
ミュージシャン。
圧巻でした。
17:50 くるり
あたりはだんだん暮れ始め、西の空には夕日。
今回のくるりの編成も超豪華。
岸田(Vo, Gt, Pf )佐藤(Ba, Cont, Cho)
堀”bobo”川(54-71)(Drs, Cho)三柴”エディ”理(Pf)
内橋和久(Gt)土岐麻子(Background vocal)
佐藤良成(ハンバートハンバート)(Gt, Background vocal)
土岐麻子って!
はじめ目を疑いましたが、本当でした。
くるりは音源もそうですが、ライブもいつも違った顔をみせてくれる。
そんなかでも今回は随一。2人になったことが逆に功をそうし、
より柔軟に変化しているように思いました。
一曲目のブレーメンから五月の海、そして飴色の部屋という
頭3曲は、おそらく今僕がくるりのCDを作るとしたら必ず入るであろう3曲。
これは反則技です。そのあとに、全くの未発表曲をもってくるあたりも、ニクイ。
京都の大学生では、土岐麻子とのデュエットのようになってました。
ばらの花は、アレンジが独特。
宿はなしで終わるというのは、恒例になってくるんのかな。
ここでしか味わえないくるりを体感したような気がします。
1.ブレーメン
2.五月の海
3.飴色の部屋
4.かごの中のジョニー(新曲)
5.京都の大学生
6.リバー
7.さよならリグレット
8.真昼の人魚
9.ばらの花
10.宿はなし
昨年も、やはり会場の都合上、7時きっかりに終わると予想されたライブ。
今年もそうだろうと思い、アンコールはないだろうと思っていました。
しかし、会場では鳴りやまない拍手。
片づけられると思ったセットは、何やら組みなおしている模様。
そして、そのアンコール応え、再び登場したくるり。
「せっかくのフェスなんで、ずっとやりたかったことをやりたいと思います」
弾き語りでもやるんかなーと思っていたら、呼び入れたゲストは、なんと細野。
なぬー!
ひときわ高まるどよめきと喝采のなか、てっきりくるりの曲をついに共演かとおもいきや
「えー風をあつめて」
このあと僕は、興奮しすぎて、ずっとあーあーって感じでした。
よくわかりませんが。
細野、土岐麻子、岸田が1コーラスずつ順にヴォーカルをとり、小田和正のサポートで出演していた佐橋もギターで加わったスペシャルな共演は、7時間にわたるフェスのラストを飾るにふさわしいハイライトとなりました。
初めてききました。
最後にもってくるなんて反則。
いまだにこのときの余韻に浸っています。
このフェスは最高だ。
③「3階にて」はまた明日・・・。
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