マイ・ブルーベリー・ナイツ
レイトショーで見てきました。
洋画ってその作られた土地の雰囲気が出ていたりして、
アメリカやったらハリウッド的な感じとか。
ヨーロッパならなんかモダンな感じとか。
十数年前は、バックトゥザフューチャーなんか見てワクワク
していた程度で、そんなに映画もみてなかったんで、
洋画のイメージっていったらそんな感じでした。
高校の時に、香港映画をあさった時期があって、
そのきっかけになったのが、深夜にテレビで見た
「恋する惑星」という香港映画でした。
この映画は、ジャッキーのようなイメージでしかなかった
僕の香港映画のイメージを変えた作品で、
映像が凄く独特の雰囲気をもった作品です。
モノクロームにも似た落ち着いた映像美の中に、
その気持ちが輝く瞬間を、映像にもフィードバックさせたように
切り取って見せるスタイリッシュさ。
この作品は、タランティーノが絶賛してアメリカでも公開され
ヒットしました。
そして、この作品を作ったウォン・カーウァイが
この「恋する惑星」のころに原点回帰し、
同じ手法で作られた初の英語作品が、
今回のマイブルーベリーナイツという訳です。
主演はノラ・ジョーンズ。
サントラはライク―ダ―やらキャットパワーやら
ノラも新曲やら。
悪い要素がない。
当然、ベリーナイツ(ス)!
(すんません。これが言いたかっただけです。)
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